デスティニーシチー 第14戦


友駿愛馬第42号は久々購入の友駿正規募集馬。


母アデレードシチーは3頭の産駒共中央で勝ち上がっているほどの仔出しの良さ。これなら父がタップダンスシチーで非常に不安でも、母の仔出しの良さである程度はやれるんじゃないかと期待。また、牡馬で総額1000万円と非常に安価なところも魅力。

そして何よりも育成状況が順調で早期にデビューしそうなことも購入した大きな要因。


超晩成のタップ産駒で勝ち上がりは3歳夏の予想通り3歳8月に交流戦で勝ち上がり。未勝利時代はトモがパンとせずにイマイチの競馬が多かったが、本州に無事戻って来た昇級戦はレース前の追い切りで坂路で自己ベストを1秒5も縮め、レースでも正攻法の競馬で勝ち馬から僅か0秒2差の4着!!走破時計は1分51秒3稍重馬場と脚抜きの良い馬場と言うことを差し引いても素晴らしく速い時計。競馬ブックのスピード指数でも74.8とデスティニー史上過去最高の数字。

そこから3戦は左にモタれたり掛かって鞍上が抑えるのに苦労したりと力を出し切っていないが、それでも4着7着4着とクラス上位の走り。


前走後、優先権を得たものの、馬房の都合で2月5日辺りに宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧に出されました。

12日辺りに帰厩しました。


2月23日 小倉9R 500万下 ダート1700m 定量に出走!!

出走数は15頭。

8着/2番人気。

道中は馬群の中で折り合いに専念するも、4コーナーでもまだ7番手。切れる脚がなく結局流れ込んだだけの8着大敗。

しかし、まだまだ若いデスティニーシチーに、まずは競馬を教えることが先決。勝ち負けを予想していただけに結果は残念だが、長い目で見て収穫のあったレースではないだろうか。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村友一騎手と助手さんのコメントを掲載。

(2014年3月4日完結)

2014年2月16日立ち上げ

●前走後、優先権はあるものの、馬房の都合で2月5日辺りに宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧に出されましたが、12日辺りに帰厩しました

 前走は10頭立てで前走の優先権持ちが2頭と全体的に弱面で勝ち負けが期待された我らが愛馬デスティニーシチーですが、行き脚をつけようと出していったら速攻かかってしまいチグハグな競馬に終始し4着に敗れました。次走への優先権は確保したのですが、馬房の都合で短期放牧に出されることになり、2月5日辺りに宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出されました。しかし、同13日には帰厩を確認しました。おそらく12日辺りに帰厩したものだと思います。

 力を出せればクラス上位の能力の持ち主です。次こそはきちっと決めて、夏に降級の恩恵を受けられるようになって欲しいですね。

これ以降は2014年2月20日に作成

●追い切り情報(2月20日更新)

前走前 1月29日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.1
3F 39.7
2F 26.1
1F 13.3



2月15日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 65.1
3F 47.0
2F 30.4
1F 14.7


2月16日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.1
3F 42.1
2F 27.3
1F 14.1


2月18日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.8
3F 44.7
2F 29.1
1F 14.2


2月19日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.1
3F 39.6
2F 25.7
1F 13.0
 2月15日、テンにゆっくりと入って終い2ハロンだけハロン15秒という調教ですが、帰厩して早くもペースを上げられており、順調ですね。やはり来週出走するのでしょうか。

 2月16日、ハロン14秒の速めを追い切られています。水曜日に一杯に追い切って完成パターンのような気がしますが・・・。

 2月18日、ハロン15秒強め程度の追い切りです。目一杯には追っていませんが、15−15程度の追い切りをほぼ毎日やっていますし、態勢は整っているようです。

 2月19日、小倉までの長距離輸送がありますので馬なりですが、デスティニーシチーとしては自己ベストに匹敵するくらいの追い切りの動きです。目一杯に追っていたらもっと時計が詰まっていたことでしょう。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。状態は良いと思います。後はスムーズな競馬ができるかどうかです。

●気になる出馬想定表(2月23日 小倉6R)

出馬想定表 2月23日 小倉6R 500万下 ダート1700m 定量 フルゲート16頭 想定数23頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイディドゥイット 中舘英二  1/26 西尾5下 中京芝1600 12 11 13
オーバーヘッド 10/12 500万 京都ダ1400 10 11 11
サトノシーザー 丸山元気  1/11 500万 京都ダ1800 12
サンライズベーダー  2/08 500万 小倉ダ1700 14 14 11
ショウナンナパ 勝浦正樹  2/09 500万 小倉芝1200 15 14
スリーヨーク  2/15 500万 小倉ダ1700 14 14 14
セヴェルス 田中健  8/25 未勝利 小倉ダ1700
セフティオリビエト  2/01 500万 京都ダ1400 11 12 13
デスティニーシチー 北村友一  2/02 500万 京都ダ1800 B+
デンコウタフネス 11/23 500万 京都芝1600 12 15
トロピカルジュエル  2/05 交流 園田ダ1400
ナリタロック 松山弘平  2/01 500万 京都ダ1400 16 12
バイオレットムーン 城戸義政  2/02 500万 京都ダ1800 10 13 17
フジノストロング  1/22 交流 笠松ダ1800 14
フュージリア 杉原誠人  2/08 500万 小倉ダ2400 11
ブラックシャリオ 岩崎翼  1/21 地方 園田ダ1230
ブリリアントダンス 黛弘人  2/08 唐戸5下 小倉芝2000 11 13 10
ペガサスフラッシュ  1/19 500万 京都ダ1800
マイネルドメニカ  2/09 500万 小倉ダ1700 14 15 12 10
マイネルパイレーツ 丹内祐次  2/08 500万 小倉ダ1700 10 12 13 11
マグネイト 丸田恭介 12/21 500万 中山ダ1800 16
メイショウソラーレ 藤懸貴志  2/09 500万 小倉ダ1700 11
レオネプチューン 岩部純二  2/15 500万 小倉ダ1700 13

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績

フルゲート16頭のところに現在23頭出馬想定されています。デスティニーシチーは優先出走権がありますから出走は確実です。確実なので北村友一騎手というローカルではトップクラスのジョッキーを確保できています。これは期待が高いですね。

これ以降は2014年2月20日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 2月23日 小倉9R 500万下 ダート1700m 定量 出走数15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイディドゥイット 中舘英二  1/26 西尾5下 中京芝1600 12 11 13
コスモソーク 柴田大知  2/01 500万 東京ダ1600
サトノシーザー 丸山元気  1/11 500万 京都ダ1800 12
サンライズベーダー 国分恭介  2/08 500万 小倉ダ1700 14 14 11
ショウナンナパ 勝浦正樹  2/09 500万 小倉芝1200 15 14
タマモエスプレッソ 伴啓太  2/08 500万 小倉ダ1700 16 14
デスティニーシチー 北村友一  2/02 500万 京都ダ1800 B+
デンコウタフネス 丹内祐次 11/23 500万 京都芝1600 12 15
トロピカルジュエル 岩崎翼  2/05 交流 園田ダ1400
ナリタタイフーン 丸田恭介  8/17 500万 函館ダ2400
ブリリアントダンス 黛弘人  2/08 唐戸5下 小倉芝2000 11 13 10
ユキノスライダー 城戸義政  2/15 500万 小倉ダ1700
レオネプチューン 蛯名正義  2/15 500万 小倉ダ1700 13
レッドストラーダ 長岡禎仁  2/08 500万 小倉芝1800 13 11 11 14 12
ローレルベロボーグ 藤田伸二  2/08 500万 小倉ダ2400 12 11 11 14

表中の「移」はデスティニーシチーと同じく小倉6Rに出走想定表されていた馬。なお想定段階では小倉9Rは2頭だった。 騎手の太字は乗り替わり

●小倉ダート1700mコース解説

 スタート地点は正面スタンド前直線の右端。
 4コーナーの出口からの発走で、最初の1コーナーまでの距離は343m。最後の直線は291m。
 このコースの最大の特徴は、ローカルのダート1700mの中で最も逃げ、先行馬が有利であること
 逃げ、先行馬を合わせた連対率は70パーセントを超える
 スタート直後はお約束のように各馬ピッチを上げて飛ばすことになるが、1〜2コーナーの坂を上り切ったあとにペースが落ち、そこで息が入る。
 そのため、前半飛ばして主導権を握った馬でも後半脚が残る
 一旦緩むところで、緩みすぎると向正面の途中からマクル馬が出てくるが、結果的には4コーナーで好位にいた馬が好走することになる。
 枠順は外枠が不利人気を背負った馬が大外枠を引いた場合は、苦しい競馬になる
 ジェイドロバリー、サンデーサイレンス、アフリート産駒が強く、ここしか走らないコース巧者がよく出てくる。
有利な枠順 外枠以外
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 脚質、コース適性
種牡馬ベスト ジェイドロバリー、サンデーサイレンス、アフリート
連対騎手ベスト 武豊、中舘英二、安藤勝己、武幸四郎、小牧太、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳新馬 1分51秒0 1分52秒4 1分51秒8
3歳未勝利 1分49秒5 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒9
古馬500万 1分47秒7 1分47秒2 1分47秒8 1分47秒9
古馬1000万 1分46秒4 1分46秒2 1分46秒7 1分44秒8
古馬1600万 1分46秒4 1分46秒0 1分45秒9 1分45秒0
古馬オープン 1分45秒1 1分48秒0 1分44秒3 1分43秒9

●騎手は北村友一騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のデスティニーシチーの鞍上は主戦の秋山真一郎騎手が京都で騎乗する為に北村友一騎手です。デスティニーシチーの主戦の秋山真一郎騎手ですが、ここ数戦はデスティニーシチーを上手くコントロールできずに矯正に終始し力を出せず終いになっていました。ですから、乗り替わりは新味を引き出すことが出来ると思いますし大賛成です。

 ましてや小倉などのローカルでの北村友一騎手と言えばもはやトップの存在。昨年も福島で休養明けから不振に喘いでいた愛馬グランデアモーレを上手く導き、2勝目を挙げてくださいました。同世代のデスティニーシチーも2勝目を挙げることができれば、夏に降級することができますし、力上位は間違いないですから、なんとかここで勝ち上げて欲しいですね。難しい馬を乗りこなすのも上手な騎手ですし、期待しています。


 私ほっさん愛馬への騎乗はこれで14回目ですが、なんと言っても明らかに能力の見劣るエクストラシチーを人気薄(7番人気)で勝ちあげてくれたり、500万クラスでも僅差の4着に持ってくるなど素晴らしい騎乗を見せてくれていて、私との相性も14戦2勝と抜群です。格上挑戦の13番人気のバノックバーンを5着まで持って来ていただいたこともありました。度重なる故障がなければもっと勝ち星を挙げている騎手でしょう。


 2014年2月20日現在、中央通算372勝、勝率7.6パーセント、連対率15.1パーセント、GT勝ちはまだありませんが、重賞8勝されています。
 昨年(2013年)は中央52勝で全国騎手リーディングの18位でした。勝率7.9パーセント、連対率15.2パーセントは通算成績並でした。しかし、本年(2014年)はここまで2勝、勝率1.9パーセント、連対率8.7パーセントと通算成績を大きく下回り不振。



 北村 友一(きたむら ゆういち)は1986年10月3日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する9年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。障害競走は一度も騎乗しないまま免許を返納している。現在はフリー。

 2006年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得、田島良保厩舎所属騎手としてデビューした。同期には田中博康、的場勇人、千葉直人、黛弘人、田中克典、田村太雅、船曳文士らがいる。初年度は14勝を挙げ中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2007年、第1回新潟競馬に於いて11勝(愛馬エクストラシチーによる7番人気での優勝も含む)、2着5回、3着3回の成績で初の開催リーディングジョッキーを獲得。田島良保師とは関係がうまくいかず、9月1日付けでフリーに転身。10月8日京都12Rで走行妨害を受け落馬。当初JRAより頭部外傷と発表されたが、その後の精密検査で右手首骨折が判明。手術を受け年内復帰は絶望視されていたが、12月8日復帰、15日に復帰後初勝利を記録している。この年は初年度の3倍以上となる45勝を挙げた。

 2008年10月4日札幌3Rにて通算100勝を達成、仲の良い藤岡佑介騎手がプラカードを持った。10月18日、デイリー杯2歳ステークスをシェーンヴァルトで制し、デビュー3年目にして重賞競走を初制覇した。また同馬にて翌年の皐月賞・東京優駿に騎乗し4着・6着と結果を残す。この年は53勝と更に勝ち星を伸ばした。

 2009年ミヤビランベリで目黒記念・七夕賞を優勝する等、7月まで39勝を挙げる活躍を見せるも、7月19日札幌12Rにて落馬のため左上腕骨を骨折。プレートを入れる手術の為12月12日の復帰まで長期休養となる。それでもこの年も41勝を挙げている。

 2010年春にはプレートの除去手術を行い1か月ほど戦線離脱。そんな苦労がありながら夏の小倉で10勝を挙げる活躍を見せた。11月6日京都4Rで通算200勝を達成。この年も53勝を挙げている。

 2012年夏の小倉開催では北九州記念に優勝し、JRA通算300勝を達成するなど活躍したことが評価され、小倉ターフ賞を受賞した。


 「着実にステップアップしているものの、技術レベルは今一歩といった印象。頑張って抑え込もうとしているが、まだ持って行かれるシーンが見られる。ダノンヨーヨーなど、かなりのパワーがあって気性の悪い馬に乗ることがあり、なおさら強く感じるのかもしれない。馬を伸ばす迫力は少しずつ強化している。評価できるのは、ロスなく丁寧に、そして展開を考えて乗っていること。2011年の唯一の重賞勝ちはトウカイミステリーに跨がった北九州記念で、ハイペース必至の展開を読んで抑えて脚をタメ、直線で一気に差し込む競馬を演出した。2011年の1番人気馬での成績は[12・2・7・15]。2着が少ない分で連対率は.389と低い数字だが、勝率は.333ある。2〜5番人気で26勝しており、単勝11070円という大きな馬券もあって、単勝回収率は118パーセントと高水準になっている。コース別、芝・ダート別、距離別で目立った偏りはない。音無秀孝厩舎で主戦をつとめており、2011年の連対率は.250。他、大根田裕之、安田隆行、木原一良、松元茂樹など、成績の良い厩舎は多い。レース前の段階でどんな騎乗をするのかを正直に話してくれるので、展開がハマりそうだったら勝負する手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年)

 ほっさん愛馬での成績 (14戦2勝)

 2007年 2月24日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利      阪神ダ1400m  7着/9番人気
 2007年 5月12日 エクストラシチー   3歳未勝利      新潟ダ1200m  1着/7番人気
 2007年 6月16日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  7着/3番人気
 2007年 6月30日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  4着/7番人気
 2008年11月30日 エクストラシチー   500万下       京都ダ1200m  13着/12番人気
 2009年 6月28日 ペルシステンテ   3歳未勝利      札幌ダ1700m   8着/6番人気
 2011年 7月10日 バノックバーン    3歳未勝利      京都ダ1400m  14着/8番人気
 2011年 8月13日 バノックバーン    3歳未勝利      小倉芝1200m  9着/5番人気
 2011年 8月27日 バノックバーン   500万下 格上挑戦 小倉芝1200m  5着/13番人気
 2011年10月 2日 エイコーンキッド  500万下 格上挑戦 中山ダ1800m 12着/10番人気
 2013年 6月16日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館芝2000m  11着/7番人気
 2013年11月30日 グランデアモーレ  500万下       中京ダ1400m   1着/4番人気
 2013年12月 1日 ハルシュタット    500万下       中京ダ1200m   9着/7番人気
 2013年12月21日 グランデアモーレ  1000万下      阪神ダ1400m  10着/10番人気


2012年9月15日 阪神9R 甲武特別を10番人気プロフェッサーで勝利し表彰台に上がる北村友一騎手

これ以降は2014年2月22日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ユキノスライダーは追って確実。地味ながらレースを使いつつ確実に上向き。そろそろ決めたい。レオネプチューンは久々の前走が見せ場十分。連闘の意欲を評価。間隔を取って立て直したサトノシーザーにも注意が必要。」


短評は「一角崩し」



予想家の印
馬名 井上政 西村敬 橋本篤 CPU
ユキノスライダー △△
デスティニーシチー △△
レッドストラーダ
タマモエスプレッソ
サンライズベーダー
サトノシーザー △△ △△
レオネプチューン
ナリタタイフーン
ブリリアントダンス
ローレルベロボーグ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
デスティニーシチー 3.3
レオネプチューン 3.6
ユキノスライダー 4.3
サトノシーザー 8.1
ナリタタイフーン 11.5
タマモエスプレッソ 13.9
サンライズベーダー 20.8
ショウナンナパ 22.6
アイディドゥイット 23.5
以下24倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
デスティニーシチー 75 73 67 69
レオネプチューン 76 74 75 69
ユキノスライダー 74 68 74 72
サトノシーザー 77 66 68 60


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎レオネプチューンは久々を感じさせない力強い走りでB着と好走。現地に居残り順調に調整され、元気いっぱい。相手に恵まれた今回は勝機十分。小回りなら折り合いを気にせずに進められそうな○デスティニーシチーが相手。〈城谷〉」

◎ レオネプチューン
○ デスティニーシチー
▲ タマモエスプレッソ
× ユキノスライダー
☆ ナリタタイフーン

以下省略


デスティニーシチーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 5記者、▲(3番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 3記者、無印 1記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

デスティニーシチー(4着)

 「いつも同じようなペースで走るから後ろからでは駄目だと思っていたし、今日はゲートが良かったから、ある程度出していって前で構えた。辛抱させられると思っていたけど、行きたがって掛かってしまったね。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

 「いつも同じようなペースで走るので後ろからでは駄目だと思っていました。今日はゲートの出が良かったので前目で進めましたが、行きたがって掛ってしまい辛抱させることができませんでした」(秋山真一郎騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「今回は内枠だったこともあり、前目で進めましたが折り合うことができませんでした。何とか結果を出したいと考えていますが、次走は折り合いが付きやすい1400mの距離にするか、小倉の1700mでそのまま先行させたほうが良いか検討したいと思います。なお、馬房の関係で短期放牧に出しますが、優先権のあるうちに戻して登録したいと思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
 「枠なりに好位の内につけたが、1角から引っ掛かり、ずっとハミにぶら下がっていた。これでは追われて伸びない。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

デスティニーシチー

 「前走はガツンと掛かってしまったが、よく粘っている。折り合って運べれば。」(岡田稲男調教師・デイリー馬三郎)

 「前走も行きたがっていたが、それでも頑張っていたからね。折り合い次第。」(岡田稲男調教師・競馬ブック)

 「中間、短期放牧で調整していましたが、帰厩後の動きは良く調子落ちはありません。メンバー的な面から小倉に回りましたが、スムーズにスタートを切って掛らずに上手く流れに乗ることが出来れば上位が期待できると思います。夏には降級するので何とか早めにもう1勝を挙げて力を付けたいと思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 確定したレースと同日の6Rに出馬想定されていた我らが愛馬デスティニーシチーですが、結局、想定段階ではたった2頭だった9Rに移動。

 元々小倉6Rでもデスティニーシチーを含めて権利持ち4頭とメンバー的に楽でしたが、9Rは権利持ちはデスティニーシチーを含めて3頭。

 しかもデスティニーシチー以外は前走3着馬ですが、前走人気薄での激走の3着でかつ小倉が相性が良いと言うことでの連闘です。疲労もあるでしょうし、これはデスティニーシチーはちゃんと走ればあっさりでしょう。

 ただ、デスティニーシチーも前走掛かってしまってまともに走っていないんですよね。今回は難しい馬を制御するのは上手な北村友一騎手ですし、しっかりと走らせて結果に繋げて欲しいですね。

これ以降は2014年3月4日に作成

●レース 

 デスティニーシチーはかなりいいスタートで内枠でしたしそのまま上がって行けばいいと思いましたが、馬群に入れて追い合いに専念する作戦だったようで前を主張はしません。結局7番手の馬群の中で競馬をします。

 直線の短い小回りコースで4角までずっとこの位置。直線に向いて追い出しても切れる脚がありませんし、バテず伸びずの流れ込んだだけでほとんどそのままの位置で8着。

 勝ち負けと思っていただけに残念な着ですが、折り合いに専念して競馬を覚えさせるという点では収穫のあったレースだと思います。まだ4歳で馬が若いですからね。

●時計の評価

 今回のデスティニーシチーの走破時計は1分48秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分46秒2でしたし、勝ち馬から0.8秒も離されていますので、このコースは厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 京都で好走していますので、広いコースが合うのでしょうね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

デスティニーシチー(8着)

 「3、4角で窮屈な位置に入ってしまいました。内からぶつけられてしまい、トモを落とす場面がありましたからね。ただ、それにしてもラストは伸び切れなかったですね。」(北村友一騎手・競馬ブック)

 「3、4角で窮屈な位置に入ってしまいました。また道中、内からぶつけられてしまいトモを落とし場面がありました。それにしてもラストは思ったほど伸びてくれませんでした。」(北村友一騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「掛りやすく乗り辛いとこがあるので、折り合いに専念していたようですが、外に馬がいて向こう正面でもスッと上がっていくことができませんでした。直線もブレーキがかかったところがあったので、今回は小回りの難しいところが出てしまったようです。レース後異常はないと思いますが、優先権がないので一旦放牧することになると思います」(助手・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

デスティニーシチー(8着)

 「下見所ではメンコ。中団追走からも、ずっと馬群の中で窮屈。直線半ばでは内外から挟まれる形にもなってしまう。気配は良かったが、力を出し切れなかった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金の670万円の5パーセントですので、340000円。特別出走手当が392000円で合計732000円。1口で割りますと1180円程度になると思われます。

●今後の展望

 掛かるから折り合いに専念するというのは理解できますし、まずはこうやって馬を掛からないように押さえつけて鞍上の指示に従うように矯正していくしかないですね。今回は大敗でしたが、これは仕方がないと思います。そんな中でギリギリ8着と出走奨励金を貰えたことを良しとしようではありませんか。

 ただ、私は芝の中距離に出して欲しいですが・・・。

●最後に

 今回は私は勝つと思っていただけに、8着と掲示板も確保できなかったことは大変残念です。ただ、敗因がしっかりとありますし、デスティニーの力はこんなものではないことはわかっていますので、気持ちを切り替えて次に期待ですね。競馬ですからいろいろとあるのは当然ですからね。

 ただ、やはり夏のクラス編成までにはあと1つ勝ちたいですね。そして降級して貰えると、あと1勝がほぼ手中に入って来ます。権利がないとはいえ、あまり短期放牧に出さないで、調子が良ければ入れるレースに入って欲しいですが。

 とにかく夏までにあと1勝、いや2勝も可能な馬だと思います。気難しく2勝目を挙げ500万クラスを脱出するまでに17戦も要した愛馬マデイラはその後3戦で3勝目を挙げ1000万クラスを突破してくれました。デスティニーシチーは気性の難しさや能力など、それと被る部分があります。しっかりと走れるようになったらポンポンと2つくらいは勝ってくれそうに思います。マデイラも2勝目は5歳でした。デスティニーはまだ4歳春でまだまだ若く父が晩成だったことからもこれからだと思いますが、やはりこの夏の降級の権利は魅力です。あと1つ勝たなければ降級の権利はありませんし、頑張って欲しいですね。

 とにかく、展開が向いただけでも相手に恵まれただけでも構わないので、夏までにあと1勝して欲しい。頑張れデスティニーシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年2月16日立ち上げ 20日、22日、24日、26日、3月4日加筆
デスティニーシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 2月 2日 第13戦 500万下 京都ダ1800m (4着/4番人気)

2013年12月22日 第12戦 500万下 阪神ダ1800m (7着/7番人気)

2013年12月 7日 第11戦 500万下 中京ダ1800m (4着1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2013年11月10日 第10戦 500万下 京都ダ1800m (4着/9番人気)

2013年 8月 7日 第9戦 JRA指定交流デネブ特別 中央未勝利クラス (1着2番人気

2013年 7月 6日 第8戦 3歳未勝利 函館芝2000m (8着/8番人気)

2013年 6月23日 第7戦 3歳未勝利 函館ダ1700m (6着/6番人気)

2013年 6月16日 第6戦 3歳未勝利 函館芝2000m (11着/7番人気)

2013年 4月29日 第5戦 3歳未勝利 福島芝2000m (3着/6番人気)

2013年 4月 7日 第4戦 3歳未勝利 阪神芝1600m (6着/13番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2013年 1月20日 第3戦 3歳未勝利 京都ダ1800m (13着/12番人気)

2012年11月24日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m (8着/11番人気)

2012年11月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (8着/12番人気)

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